薄っぺらいコピーより中身のある記事

私は元々営業をやっていて、

社内でトップ5に常にいるくらいのセールスの腕があったのですが、

いまだに何かを売るのが好きかというとそうでもない部分があります。

 

なぜかと言うと、何かを売る時の法則というのは決まっているからです。

不足感や枯渇感をあおり、何かを提供することで解決する未来を見せ、

欲しいと思った瞬間に目の前に置き、

すぐ無くなってしまうように思わせれば売れるのです。

これが信頼する人間からの情報提供であればバカ売れするという訳です。

 

何か役に立つ情報がある時、

この流れを踏むと断然売れやすくなるのですが、

私はそれがめんどくさく感じてしまいます。

 

それよりも、あおってあおって薄めて薄めて

残りカスみたいな情報を提供するくらいなら、

なんのセールスもないのに毎度役に立ったり面白い記事を書けた方がいいなと思っています。

 

これが、私があんまり大それたセールスをせず、

売上にこだわらずブログを書いている理由ですね。

本業で儲かっているから、というのもあるのですが。

 

 

ただ、これは私のようなお金を介在させるコミュニケーションに熟達している人間は問題ないのですが、一般の人はそう上手く情報を受け取れません。

 

なにかというと、普通の人はお金を払わないとそれが価値のある物として受け取れないのです。

本来は100万円の価値があるビジネス情報だとしても、

100万円支払わなければ100万円のものとして真剣に受け止めて実行できません。

これが一般人です。

 

一方でお金のコミュニケーションを超えた人は、

支払う金額に関わらず自分の中で価値を測る絶対的な物差しがあって、

それに従って行動しています。

だから無料の情報でも、100万円分の価値を生み出せるのです。

 

そんな背景があるので私が無料で情報を流しても、

ほとんどの人は価値を受け取れないとは思いますが、

私は書きたくて書いてるだけなのでどこかの誰かが恩恵を受ければそれで良いのです。