痔や脱肛は呼吸法で改善と防止ができる

私はずっとIT業界にいて、

サラリーマンをしていたこともありますが基本座って作業をしているので、

痔の人が結構います。

 

また、女性の話を聞いていると脱肛したり内臓下垂する人も結構いるようです。

 

他でもない私自身、一時期こういった症状に悩んでいたこともありますが、

呼吸法を念入りにやるようにしたら1,2週間で改善しました。

 

 

肛門科に行ってもこんな事は教えてもらえないと思うので書いておきます。

 

そもそも肛門を含む骨盤底筋群というのは、

呼吸と密接に関わっています。

 

呼吸というのは、肋骨周りの細かい筋肉と、

お腹と腰周りの細かい筋肉を使って腹圧と胸圧を生み出すことでできます。

 

お腹と胸が真空状態みたいにぶちゅっと潰れたり、

逆に広がろうとすることで空気が入ったり、

そういうポンプのような作用を生み出すことで成り立ちます。

 

この働きが呼吸のほとんどで、

普通の人は体感的に鼻や口で呼吸をしていると思っているので、

体幹のポンプ機能がどんどん弱まっていきます。

 

ここで骨盤底筋群に視点を向けると、

骨盤底筋群というのは呼吸周りの体幹の筋肉と連動しているのです。

 

試しに「10秒くらいかけて息を吐ききって、それから吸う」

という長い呼吸を5〜10分くらい続けると、

肛門周りがピクピク動いてくるはずです。

 

このように、呼吸のコントロールをしようとすると骨盤底筋群に刺激が入るので、

これを続けていると肛門に締まりがでてきて、

さらには体幹インナーマッスルが内臓をしっかりと支えるので、

肛門が内臓にしまわれて痔や脱肛にならないというわけです。

 

 

私も呼吸法をさぼってデスクワークばかりしていると、

あっというまにケツの締まりが悪くなって若干脱肛気味になりますが、

そんな時は呼吸法に取り組んで修正しています。

 

 

気になる方は参考にしてみてください。